名古屋市千種区で加藤卓男の作品を買い取らせていただきました。
名古屋市千種区のお客様から、陶芸家加藤卓男の作品を買い取らせていただく機会に恵まれました。加藤卓男(1917年(大正6年)9月12日 - 2005年(平成17年)1月11日生まれ)は、ラスター彩、青釉、奈良三彩、ペルシア色絵、正倉院三彩などを再現する技法で知られています。岐阜県名誉市民及び多治見市名誉市民としても認知されています。
名古屋骨董店では、このような価値ある作品の買取を行っており、加藤卓男の作品のような骨董品や美術品、掛け軸などの幅広いアイテムを扱っています。当店は、各作品の歴史的背景や芸術的価値を深く理解し、適切な価格で買い取ることを心がけています。特に加藤卓男の作品は、その独特な技術と歴史的背景を持つことから、コレクターや芸術愛好家にとって非常に魅力的です。当店は、これらの貴重な作品が新たな愛好家の手に渡るよう、専門知識と経験を活かして丁寧に取り扱い、適切な価値評価と共にお客様にご提供しています。
加藤卓男「ミナイ手人物文盒子」 | ¥25,000円~50,000円 |
加藤卓男について
加藤卓男は、1917年に岐阜県多治見市で生まれ、父加藤幸兵衛に師事しました。少年時代は、叔父の加藤基一と友人である高木康一と共に、窯跡を掘りに出かけるなど、陶芸への興味を深めました。1935年に岐阜県多治見工業学校を卒業後、陸軍に入隊し、幹部候補生として活躍しました。しかし、1945年に広島市の原子爆弾投下に遭遇し、被爆後の苦しい闘病生活を経験しました。
芸術家としてのキャリアは、1956年に緑釉花瓶が日展に初入選してから本格化しました。1961年にはフィンランド政府の招聘で留学し、ペルシア陶芸に対する愛着と魅力を深めました。彼のキャリアには、多数の賞や受章歴があり、1995年には国指定重要無形文化財「三彩」保持者(人間国宝)に認定されました。また、岐阜県名誉県民に選定されるなど、その功績は地元でも高く評価されています。
加藤卓男「ミナイ手人物文盒子」について
加藤卓男による作品「ミナイ手人物文盒子」は、坂崎重雄の藍綬褒章受章を記念して制作された特別な作品です。この作品は、ペルシアの色絵陶器である「ミナイ手」技法を用いて制作されており、この技法はその複雑さと美しさで知られています。ミナイ手は、二回焼成するという手の込んだ技術を要します。「盒子」とは、フタ付きの小さい容器を指す言葉で、この種の作品は伝統的に貴重品を保管するために使用されたり、装飾的な目的で作られたりします。加藤卓男が制作したこの「ミナイ手人物文盒子」は、そのデザインにおいても非常に特別です。人物文は、人間の姿や日常の様子を繊細に描いたもので、この盒子にはそのような絵が描かれています。これは、物語を語るかのような装飾であり、見る者の想像力を刺激します。
名古屋骨董店にお任せください。
名古屋骨董店では、加藤卓男の作品をはじめとする、骨董品、絵画、掛け軸、美術品の幅広い買取に対応しています。当店は、加藤卓男のような国内外で評価されている著名な陶芸家の作品に特に注力しております。加藤卓男の作品は、ラスター彩や青釉など、多岐にわたります。このような作品は、芸術愛好家やコレクターにとって非常に価値が高く、当店ではこれらの作品に適切な価格を付け、お客様に満足していただけるよう努めています。
さらに、絵画や掛け軸、その他の美術品についても、専門的な知識と経験を活かして、丁寧な価値評価を行っております。当店では、日本古来の伝統的な掛け軸から、西洋のアンティーク、現代アートに至るまで、さまざまなジャンルの作品を扱っています。これらの作品は、作者の名声、技術的な緻密さ、保存状態、市場での需要など、様々な要素を考慮して評価します。
骨董品の買取においては、その年代、希少性、製作技法、保存状態などを詳細に検討し、公平かつ公正な価格を提示しています。美術品や骨董品は、単なる物品ではなく、文化や歴史の一部であり、適切な取り扱いと価値評価が必要です。
名古屋骨董店は、これらの貴重なアート作品や骨董品を、新たな愛好家やコレクターへと橋渡しする役割を担い、お客様からのご依頼に応じて、最善を尽くしております。加藤卓男の作品をはじめとする骨董品や美術品の買取は、名古屋骨董店にお任せください。当店は、これらの作品が次世代にもその美を伝えることを目指しています。
投稿者プロフィール
-
名古屋市を中心に骨董品、美術品の買取販売をしております。
骨董品や美術品の世界をわかりやすくお伝えできれば嬉しいです。
大切にされたお品を、次に大切にしてくださる方へ橋渡し。
なるべく多くのお品を後世に遺すお手伝いをさせていただきます。
買取実績
- 買取相場2024年2月9日【九谷焼の大雅香炉の買取相場】名古屋骨董店にお任せください。
- 名古屋市千種区2024年1月17日【豊場惺也(粉吹茶碗)の買取相場】骨董品の買取は名古屋骨董店へ
- 名古屋市東区2024年1月16日【岩田渓山「油滴天目茶碗」の買取相場】陶磁器の買取は名古屋骨董店へ
- 名古屋市昭和区2024年1月6日【藤原雄「備前焼花瓶」の買取相場】骨董品の買取は名古屋骨董店へ。