名古屋市東区のお客様より伊藤赤水の湯呑を買い取らせていただきました。

名古屋市東区のお客様から、五代伊藤赤水の湯呑を買い取らせていただきました。名古屋骨董店では、このような価値ある骨董品や美術品、掛け軸などの買取に力を入れております。当店は、お客様が大切にされてきた品々を専門知識を持って丁寧に扱い、適正な価格での買取を心掛けています。

五代伊藤赤水の略歴と買取相場

伊藤赤水は、江戸時代後期に始まった無名異焼の伝統を受け継ぐ日本の陶芸家で、赤水窯の現当代です。無名異焼の創始者は彼の先祖である伊藤甚兵衛で、弘化年間(1844年〜1847年)に佐渡特有の「無名異」土を使って陶芸を始めました。五代目伊藤赤水(1941年生まれ)は、2003年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。

五代目伊藤赤水は新潟県佐渡郡出身で、京都工芸繊維大学を卒業後、祖父である三代目赤水に師事しました。1972年に日本伝統工芸展に入選し、以降多数の展示会に入選。1976年に五代目赤水を襲名し、無名異焼の技術を磨きました。

1981年には、米国国立スミソニアン博物館と英国国立ビクトリア・アンド・アルバート美術館で開催された「日本現代陶芸展」に出品し、国際的な評価を受けました。1985年には、日本陶芸展で最優秀作品賞を受賞しました。

1993年、皇太子妃の成婚を祝し、新潟県から小和田家へ「無名異窯変壺」を寄贈。2003年7月10日には、無名異焼が重要無形文化財に指定され、伊藤赤水が保持者として認定されました。彼は独特な「練り上げ」技法を用い、縞模様や花紋の特色ある作品を作り出します。

2005年4月、紫綬褒章を受章しました。

五代伊藤赤水 湯呑 作品¥1,000円~10,000円
五代伊藤赤水 個展出品作品¥100,000円~500,000円

名古屋骨董店にお任せください。

名古屋骨董店では、伊藤赤水の作品の買取を行っております。伊藤赤水は重要無形文化財保持者(人間国宝)であり、彼の作品はその独特の技法と美的センスで高く評価されています。専門的な知識を持った鑑定士が、それぞれの作品を丁寧に評価し、公正な価格での買取を提供しています。

また、名古屋骨董店では、伊藤赤水の作品だけでなく、幅広い骨董品、絵画、掛け軸の買取も行っております。日本画、西洋画、現代美術作品、古い掛け軸など、あらゆる種類の美術品に対して、その価値を適切に見極めるための専門知識を備えています。当店は、お客様が大切にされてきたアイテムを一つひとつ丁寧に鑑定し、それぞれの品物が持つ歴史的な背景や芸術的な価値を考慮した上で、適正な買取価格を提示いたします。

名古屋骨董店では、お客様の大切な美術品や骨董品を次世代へと繋げるお手伝いをすることを使命とし、それらの品々の価値を最大限に評価します。ご自宅に眠っている美術品や骨董品がございましたら、ぜひ当店にご相談ください。専門の鑑定士が、お客様の大切な品々を丁寧に評価し、納得のいく買取を実現いたします。

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名古屋骨董店
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