青山杉雨の査定、買取は名古屋骨董店にお任せください。

【青山杉雨の書作品を高価買取|名古屋で掛軸・額装・書幅などの作品をお持ちの方へ】

青山杉雨(あおやま さんう)は、愛知県出身の書家であり、文化勲章を受章した近代書壇の巨匠です。行草書から篆隷、さらに金文による篆書に至るまで幅広い書風を展開し、現代書道に新たな方向性を与えました。その作品は、美術館で展示される大作から、室内に掛けられる掛軸・額装・少字数の小品まで多岐にわたり、伝統と現代性を融合した書風は今なお高く評価されています。特に金文を用いた篆書は杉雨の真骨頂であり、市場においても人気が高い分野です。
当店では、愛知県(名古屋市)、岐阜県、三重県を中心に、青山杉雨の掛け軸・書幅・額・色紙・揮毫などの買取を強化しています。日展出品作や代表的な篆書作品はもちろん、小品や資料的価値のある書まで、丁寧に査定いたします。
「祖父母の家に青山杉雨の書がある」「蔵に掛軸が眠っている」といった方は、ぜひ一度ご相談ください。出張査定も承っておりますので、安心してご依頼いただけます。

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青山杉雨の作家人生

青山杉雨は愛知県生まれの20世紀を代表する書家の一人です。師である西川寧に学び、若くして頭角を現しました。1941年には泰東書道院展で東久邇宮賞を受賞し、その後も日展文部大臣賞、日本藝術院賞など数々の栄誉に輝きました。晩年には文化勲章を受章し、名実ともに日本の書壇を代表する存在となります。

杉雨の書業は、その「変遷」にこそ特徴があります。行草書から始まり、篆書・隷書・金文へと広がりを見せた表現は、伝統を重んじつつも常に現代性を追求する姿勢に貫かれていました。特に金文を用いた篆書は杉雨の本領であり、数多くの作品が残されています。

彼の標榜した「一作一面貌」という言葉には、一つひとつの作品が常に新しい姿を持つべきだという信念が込められています。美術館の大作から部屋に掛ける小品まで、多くの人が親しめる語句や少字数の作品を制作し、現代における書のあり方を模索しました。

青山杉雨は、伝統的な書芸術を現代芸術の一領域に押し上げた存在であり、その革新性と普遍性は、今もなお多くの人々に感銘を与え続けています。

青山杉雨の略歴 (Aoyama san'u)

1912年愛知県に生まれる
1941年泰東書道院展で総裁東久邇宮賞受賞
1942年西川寧に師事
1963年日展文部大臣賞受賞
1966年日本藝術院賞受賞
1985年勲三等旭日中綬章受章
1988年文化功労者顕彰
1992年文化勲章受章
1993年死去。享年80。従三位追贈

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