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【大平山濤の書作品を高価買取|愛知・岐阜・三重で出張査定】

大平山濤(おおひら さんとう)は富山県出身の書家で、金子鷗亭に師事し、随鷗社や近代詩文書作家協会の創立に深く関わりました。日展での入選を重ね、1991年には毎日書道展で文部大臣賞を受賞。2002年には文化功労者として顕彰され、現代詩文書の発展に大きな足跡を残しています。
特に、郷土・富山を題材とした作品や現代の言葉を題材にした書は、コレクターや愛好家から高く評価されています。そのため、大平山濤の掛け軸・額装作品・色紙などは市場価値があり、保存状態や落款の有無によって査定額も変動します。
名古屋骨董店では、愛知県(名古屋市)・岐阜県・三重県で大平山濤の書作品の買取・出張査定を承っております。無料査定はもちろん、状態に応じた丁寧な評価を行い、高価買取を目指しています。
「実家に大平山濤の掛け軸がある」「祖父が残した書が本物か見てほしい」など、気になる作品がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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大平山濤の作家人生

富山県に生まれた大平山濤は、師範学校を卒業後、書の巨匠・金子鷗亭に学びました。1950年には師とともに随鷗社を立ち上げ、その後も日展での活躍や協会設立に携わるなど、戦後書壇を支えた一人です。

山濤の作品には、故郷・富山の風景や郷土詩人の詩、自作のことばが数多く題材にされています。立山連峰や富山湾といった風土を背景に、詩情と書が一体となった作品は、見る者に強い印象を与えます。

また、彼は漢詩や和歌ではなく、現代の言葉を素材に書を表現しました。読みやすさと芸術性、その二律背反を乗り越えるため、古典の学びを生涯続け、特に褚遂良の「枯樹賦」や隷書の深みを探求。そこから生まれる清澄で生命感あふれる筆致が、山濤芸術の真髄だといえるでしょう。

大平山濤の略歴 (Ōhira santō)

1916年6月30日富山県に生まれる
1947年金子鷗亭に師事
1950年金子鷗亭らと共に「随鷗社」創立発起人
1961年日展入選(以後連続入選)
1974年近代詩文書作家協会創立、理事に就任
1991年毎日書道展文部大臣賞
2002年文化功労者
2007年9月9日死去。享年91

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