名古屋市昭和区で藤原雄の備前焼花瓶を買わせていただきました。

名古屋市昭和区で藤原雄の備前焼花瓶を買わせていただきました。このようなお品をお譲りいただいたお客様に深く感謝し、私たち名古屋骨董店は骨董品、掛け軸、絵画といった多岐にわたる美術品を専門とし、それらを丁寧に評価し、適切な価値を見出します。名古屋市昭和区の皆様、お手元に眠る貴重な美術品がありましたら、ぜひ名古屋骨董店にご相談ください。

藤原雄 備前焼 花瓶買取相場 ¥3,000円~20,000円

藤原雄とは

藤原雄は岡山県備前市出身で、藤原啓、勝代の長男として生まれました。彼は右目の視力が0.03、左目が全盲という身体の障害を抱えながらも、父の強い意志で健常者と同じく進学しました。青年期には文学と音楽に熱中し、明治大学文学部日本文学科へ進学。1955年にはみすず書房に就職しましたが、同年に父親の看病のため休職し、帰郷後は小山富士夫の勧めで父に師事し備前焼の技法を学び始めます。

1957年に結婚し、1958年には長男・和の誕生とともに日本伝統工芸展に初入選しました。1961年に日本工芸会の正会員となり、1964年にはアメリカやカナダで初の海外個展を開催。1965年には棟方志功と共にアメリカ・ダートマス大学の客員教授を務めました。その後、国内外で多くの作品を発表し、メトロポリタン美術館や大英博物館に作品が収蔵されました。

1985年には紺綬褒章を受章し、1988年には社団法人日本工芸会理事に就任。同年、韓国国立現代美術館で「備前一千年、そして今、藤原雄の世界展」を開催しました。1991年には「焼き締め陶公募展」を開催し、実行委員長を務めました。1996年には倉敷芸術科学大学芸術学部教授に就任し、5月10日には重要無形文化財「備前焼」保持者に認定され、2代にわたって人間国宝となりました。1999年に大学教授を退任し、2001年に69歳で多臓器不全のため逝去しました。

息子の藤原和も陶芸家で、陶心会会長・備前陶友会理事を務めています。作詞家のNOBEは遠縁に当たります。

名古屋骨董店にお任せください。

名古屋骨董店では、お客様の大切な骨董品、掛け軸、絵画の買取に特化しております。ご自宅に眠っている古い逸品や、受け継がれてきた貴重な作品がございましたら、ぜひ名古屋骨董店までご相談ください。

さらに、お客様に安心してご利用いただけるよう、出張費はもちろん、査定に関わる費用も一切無料です。遠方からのご依頼でも、追加料金なしで丁寧に対応いたします。私たちの専門スタッフが、お客様のご自宅や指定の場所まで伺い、細心の注意を払って品物を査定させていただきます。

名古屋骨董店は、長年の経験と確かな眼力を持つ専門家が美術品の価値を正しく評価し、新たな場所でその価値を輝かせるお手伝いをさせていただきます。名古屋骨董店へのご相談、心よりお待ちしております。

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名古屋骨董店
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